就職活動の面接で、返答に困る質問の代表格が、

「あなたの短所を教えて下さい」ではないでしょうか。
同種の質問に、長所を聞かれるものもありますが、

こちらは自分のセールスポイントなので、比較的答えやすいものです。
しかし、短所を意味通りに答えるのはマイナスで、

自分にとって不利になるのは間違いありません。

ヘタな回答をすると、就職活動に悪影響を与えかねません。
では、この質問に答える注意点は、どこにあるのでしょうか。

まずは、この質問をする企業側の意図から考えてみます。
まずは、企業として就職活動者の短所を知っておきたい、という、

単純な理由が挙げられます。

注意点は、正直者かを試しているのではない、という点です。
例えば、人数が多い職場でのコミュニケーションが苦手だとか、

寝起きが悪くて朝寝坊をしやすいとか、正直に答えたとします。
正直は美徳ですが、コミュニケーションや早起きが苦手な人材を、

企業はあえて採用しようと思いません。

十中八九不採用となり、就職活動に失敗します。

こんな答えをしないよう、注意点として覚えておいて下さい。
企業がこの質問をする理由がもう一つあるとすれば、

その短所を就職活動者が自覚しているかを探る為です。
これが質問の理由である場合の注意点は、

返答時に短所を伝えるだけで終わらさない事です。
短所を伝えた上で、それを克服する努力をしている事を付け加えると、

悪い評価はされなくなります。
この場合は、短所の改善方法をできるだけ具体的に伝えることを、

注意点として忘れないでください。
正直に短所が言えないなら、ウソをつけば良いかというと、

もちろんそれはいけないことです。
どうしても困った場合は、短所は長所の裏返しである、

という一面を利用しましょう。
例えば、仕事に没頭すると周囲が見えなくなる人は、

裏返せば、集中力が高く品質向上心があると言えます。
短所に気付き、周囲との連携を心がけていると伝えた上で、

集中力を有している長所を同時にアピールできれば、

短所説明のピンチを有効に利用できることになります。
ピンチはチャンスとも言います。

以上の注意点を忘れずにうまく乗り切って、

就職活動を有利に進めて下さい。